日本から海外へ送る

美術品輸送

一般貿易輸送と同じ流れではあるが、特に、破損などに気を遣うので、梱包形式、保険の内容が異なる。特に高価なものは、梱包、保険が一般輸送とは全く違った喪になる。保湿、保温が必要な場合は、特殊なコンテナになる。

顧客から、依頼する作品を、指定業者指定の場所まで、輸送する。

その後の流れは下記の通りになる。

 

1 作品を破損しないように木枠などに収納する。

  作品内容によって、木枠の頑丈さが変わる。割れやすいものはより厳重な

  梱包が必要となる。もちろん、木枠代はかかる。

2 通関資料を作成する

  作品の写真、サイズ、材質、単価を記入した書類と、通関用の書類を作成

  する。

3 日本側の通関作業をする。

  輸送するものと、書類を税関まで持ち込んで、検査を受けて、承認印をも

  らう。これがないと、再び日本に持ち込んだ場合に税金が発生する。

4 通関後、運送会社に引き渡す。

  通関後、船会社、ないし、航空会社に、貨物を書類とともに引き渡す。

5 現地空港到着後、代理店が現地での通関作業をする。

  通常は、日本の業者と業務提携をしている代理店が、到着後税関に向かい

  通関手続きを行う。必要な、納税がある場合は、業者が立て替え払いを行

  って引き取る。勿論、あとで、請求は来る。

6 関税が発生すれば、現地代理店が建て替え作業をする。

7 通関後、空港から代理店倉庫まで輸送する。

  通関後、空港からいったん、自社の倉庫まで輸送する。(配達指定日、配

  達場所の場所がある場合)

8 倉庫の保管料が発生する。

  指定日まで、倉庫で保管する。

9 指定の期日に、倉庫から会場まで輸送する。

  展示会場の指定日、スタンド名が明確な場合は、倉庫からトラックにて指

  定場所に配達する。輸送費発生。

10終了後、会場に取りに行き、いったん倉庫まで引き上げる。

  会場まで、取りに行き、発送手続きをする場合は、会場までトラックで引 き取りに向かう。輸送費が発生する。

11空港まで輸送して、通関業務を行う。売れたものにかかる税金を立て替え

  払いをする。

  倉庫から、船会社、飛行機会社に輸送する。それに合わせて、税関での手

  続きを代行する。必要な税金が発生する場合には、立て替え払いをする。

12輸送会社に書類とともに引き渡す。

13日本の空港に到着後、通関業務を行う。

  日本の空港に到着後、税関まで出向き、通関業務を行う。

  その後、いったん、自社の倉庫に引き取り、顧客に送る準備をする。

14通関後、指定の場所に輸送する。

  自社倉庫から、顧客に送る。

 

販売しない場合

海外から日本へ送る


個人荷物を海外へ送る。

1 EMSで送る場合。

基本的に、自分のホテルに向けて日本から自分あてに送るのは不可能。

現地での納税番号を持っている人物が受け取る必要がある。

自分あてに送る場合は、届くタイミングで、自分がそこにいて、納税通知書に基づき、自分が指定の場所にまで、納税に行かないと、荷物は受け取れない。

 

2 FEDEX,DHLなどで送る場合。

個人の輸送で、納税の建て替えをしない。

ただ、企業で、アカウント番号を設定して、取引関係にある場合のみ、立て替え作業をして、月締めで請求をしてくる。この場合は、税関手続きを代行してくれるので可能。ただ、割高になる。